ついに梅雨入りしましたね。ジメジメして蒸し暑い日が続きますね。
今回は接骨院での保険診療の在り方が変わってしまいそうな記事がでているので書きます。
当院でも保険診療で扱っていますが、今は受領委任払いという制度で行えています。
これは簡単に説明すると患者さんが1~3割分負担のみで、残りは接骨院が保険会社へ
請求する制度なんです。
これを償還払いにしよういう動きがあるようです。償還払いとは今まで患者さんが1~3割
分負担だけだったのが、全額負担となり接骨院で発行してもらった書類を患者さん自身が保
険会社に請求しなくてはならない制度です。
保険会社としては不正請求を防ぐための動きなのですが、この制度で一番被害を受けやすい
のは患者さん自身になっていまいます。今までは接骨院から保険会社へ請求し、認められな
い場合は未払いとなり今度は接骨院から患者さんへ請求がいくわけです。
ただ償還払いの場合は患者さんが接骨院で全額負担しているので、患者さんから保険会社へ
請求し認められなかった場合、結局患者さんが保険を使えず全額自費負担となってしまう
ことになってしまいます。それに患者さんが請求するという手間も増えるし、請求が受理さ
れても一時的な出費は増え負担が大きくなります。
接骨院は骨折・打撲・脱臼・捻挫・挫傷という急性外傷を扱い、その急性期に施術をして
患者さんの痛みをとってあげたいのに、患者さんはお金がかかり手間も増え通いにくい環境
ができてしまうことはおかしい。患者さんのためにも償還払いになってほしくないですが
そもそも不正な柔道整復師がいること自体が事の発端なので…
同じ柔道整復師として本当にいなくなってほしいと思いますねそんな人たちは。
いろいろとまとまりなく書きましたが、どんな状況になろうと接骨院は地域の助けとなる
存在であってほしいと思います。それが柔道整復師だと思うので。
そうなれるように日々精進していきたいと思います。 文章が長くなりすみません…
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